インプラント
インプラントについて
インプラント(人工歯根)とは、虫歯や歯周病などによって歯が抜け落ちてしまった箇所の歯槽骨にフィクスチャー(ネジ)を埋め込んで、そのネジを土台にしてアバットメント(連結部)、および上部構造(人工歯)を装着する治療法です。
インプラントなら、1本の歯が無くなったケースから、全部の歯が無くなったケースまで、適用が可能です。インプラントは、入れ歯のような取り外しが不要ですし、単独でも歯を入れることができるので、ブリッジのように両隣の健康な歯を削る必要がありません。見た目も自然ですし、乳歯、永久歯に続く「第三の歯」とも言われるように、自分の歯と同じようにものが食べられることから、現在では最も審美的・機能的に優れた欠損歯の治療法と言われています。
当院では、20年前からインプラントを導入しており300症例以上の実績があります。インプラントをお考えの方はご相談ください。
アストラテックインプラントシステムについて
当院ではスウェーデンのアストラテックインプラントシステムを採用しております。
世界4大インプラントメーカーのひとつであるこのアストラは長い臨床実績を持ち、世界トップレベルの研究が積極的に行われております。
インプラントは10年以上もの長期にわたって骨と結合し、身体の一部として機能するものです。
当院では信頼性、予知生、審美生の高い結果を生み出せるインプラントを選択したいと考えております。
インプラント・義歯・ブリッジについて
歯を失ったときの治療法として、インプラント・義歯・ブリッジがあります。
治療概要
- インプラント
- 虫歯や歯周病などによって歯が抜け落ちてしまった箇所の歯槽骨にネジを埋め込み、そのネジを土台にしてアバットメント(連結部)、および上部構造(人工歯)を装着する治療法です。
- 義歯(入れ歯)
- 入れ歯は、失った歯を補う、取り外し可能な人工の歯のことです。
- ブリッジ
- ブリッジとは、歯が抜けてしまった場合に、両隣りの歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人工の歯を入れて欠損部分を回復するものです。
メリット
- インプラント
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- 残っている歯を削らず、綺麗な状態で維持できる。
- 天然歯のように顎の骨に固定するため違和感なく噛むことができる。
- 義歯(入れ歯)
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- 比較的治療費が安く治療期間も短い、手術を伴わないので身体への負担が少ない。
- ブリッジ
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- しっかりと固定するため、違和感が少ない。義歯(入れ歯)と比較して咀嚼力が高い。
デメリット
- インプラント
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- 骨の中に人工歯根を埋め込む治療の為、外科処置が必要。
- 治療期間が長く、自費診療の為、費用がかかる。
- 治療後のケアをしっかりと行う必要がある。
- 義歯(入れ歯)
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- 手入れが大変。
- 臭いがつきやすい。
- 変化する口内環境に合わせて定期的に調整が必要。
- ブリッジ
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- ブリッジを固定する為に両隣の歯を削る必要がある。
- 支えになる歯には大きな力がかかり、将来的にその歯を失うことの原因となる場合がある。
費用
- インプラント
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- 保険外。自費診療となります。
- 義歯(入れ歯)
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- 保険適用の為比較的安価。自費診療のものもあります。
- ブリッジ
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- 保険適用範囲内であれば安価。見た目を良くしたい場合は保険外になる場合もあります。
インプラント治療の大まかな流れ
- STEP1 歯や顎骨の状態に関する検査
- 専用の検査器具やX線撮影、CTなどにより、歯や顎骨の状態を詳しく調べます。
- STEP2 お口の状態のご説明・治療計画のご案内
- 歯や顎骨など、口腔内がどんな状態なのかをご説明し、インプラント治療の計画の流れについてご案内いたします。十分にご理解・ご納得いただいてから、治療を開始いたします。
- STEP3 インプラント体の埋め込み手術
- 局所麻酔を行い、インプラント体を顎骨に埋め込みます。インプラントと顎骨の結合には、通常3~6ヶ月くらいを要します(インプラント体の種類、骨の健康状態、体調などによって要する期間は異なってきます)。
- STEP4 上部構造(人工歯)を装着
- 顎骨と結合したことを確認したインプラント体に、アバットメント(人工歯とインプラントを連結させる支台)を取り付け、そこに人工歯を装着します。
- STEP5 メンテナンス
- インプラントを長持ちさせるために、自分の天然歯と同様によくお手入れしましょう。また、歯科医院での歯の検診やクリーニングを定期的にお受けください。